虹蔵不見(にじかくれてみえず)

こんにちは、スタッフの志村です。
今回の題名である「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」は11月22日~26日頃、曇り空が多く、虹が見えなくなるころを表現しています。
日差しが弱まり、空気が乾燥するこの時期は虹が見えたとしても、ぼんやりとしていてすぐに消えてしまいます。
ここ高山も最近曇り空が多く、だんだんと冷え込んできました。
先日また国分寺の大イチョウを見てきましたが、前回投稿した時よりも全体的に黄葉に変わり、とても美しい紅葉が見れました。
この時にしか経験できない黄金色した絨毯の上を歩いて撮影。
このイチョウの葉が落ちる頃には、高山でも雪が降り始めると言われていますが、早速高山で先日雪が降りました。

11月中旬頃撮影 
街中にそびえ立つ大イチョウの美しさに、多くのが立ち止まり写真撮影をしていました
一面黄色に染まるイチョウの絨毯も素敵でした

飛騨高山の銘菓「栗よせ」

食欲の秋というほど、高山にもたくさんの旬な食べ物が多く出回っていましたが、秋から冬にかけての風物詩とも言える存在である飛騨高山の銘菓、「栗よせ」を今回ご紹介します。栗よせは、栗の風味豊かな味わいと、しっとりとした食感が楽しめるお菓子です。季節感あふれる風味は、秋や冬の寒い日にぴったりの和菓子といえます。
栗よせは見た目が栗ようかんとにていますが、寒天を使ったようかんとはちがい、小麦粉をつなぎに使って蒸してあります。栗とあんこの自然な甘みが上品でとても美味しいです。
実は昨年高山に引っ越してくるまでは栗よせの存在を知らず、初めて食べたときには大きな栗と、ほどよい甘さの優しい味にほっこりとした気持ちになったのを思い出します。
高山にある和菓子屋さんではお店ごとに少しずつ味に違いがあり、それぞれ違った栗よせを楽しむことができます。
先日、事務所の近くにある稲豊園さんで栗よせとかわいい猫子まんじゅうを購入。稲豊園さんは創業より100余年ある老舗の和菓子処で季節に合わせた美味しい和菓子がいただけます。
「やっとるよ岐阜」でも掲載していますので、「やっとるよスタンプ」をダウンロードして高山散策と合わせて、ぜひお店探しにお役立てください。

栗よせと黒糖あんの猫子まんじゅう
国分寺通りにある稲豊園さん