土脉潤起 (つちのしょううるおいおこる)
こんにちは、クアドリフォリオの山腰です。
二十四節気は立春から雨水へ、七十二候は土脉潤起に入りました。
土脉潤起とは、土が脈(=脉)を打ち、降っていた雪が早春の雨に変わり、大地を潤わせる様を表現した言葉です。
しっとりとした春の雨は、どこかむわっとペトリコールの匂いが混じり、あたたかさを感じます。
雨樋からきらきらと滴り落ちる雪解け水、たっぷりと流れる春の川。
飛騨ではこの豊かな水がおいしいお酒の源になっているのだなぁと思うとわくわくします。
今年の新酒も楽しみですね。